- せんだん
- I
せんだん【剪断】(1)はさみ切ること。 たち切ること。(2)物体内部の面にそって面の両側に同じ大きさの反対向きの力が加わって物体内部でずれが生じること。IIせんだん【占断】うらないをして判断すること。IIIせんだん【専断・擅断】自分だけの考えで物事を取り決める・こと(さま)。IV
「~に取決め候は誠に相済まぬ事なれども/罪と罰(魯庵)」
せんだん【栴檀・楝】(1)センダン科の落葉高木。 暖地に自生, また庭木・街路樹とする。 枝先付近に大形の羽状複葉を互生。 初夏, 紫青色の小花を円錐状につけ, 晩秋, 黄色い楕円形の実がなる。 材は建築・器具材とする。 古名オウチ(楝)。〔「栴檀の花」は ﹝季﹞夏, 「栴檀の実」は ﹝季﹞秋〕(2)ビャクダンの別名。(3)「栴檀の板」の略。~は双葉(フタバ)より芳(カンバ)し〔栴檀{(2)} は発芽したばかりの二葉の頃から早くも香気を放つ意〕俊才は子供のときからすぐれていることのたとえ。Vせんだん【船団】ある目的のために編成された船舶の集団。「捕鯨~」「~護衛」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.